狸吉のFX100冊読破プロジェクト (2/100冊目) ☆☆
作成:2018年4月30日 月曜日
更新:2018年5月4日 金曜日
- FX先生
- 扶桑社
- 本
対応レベル
FXトレードの初心者〜中級者向け
感想
株式投資を数年やってから為替に入ると、似ている点がいくつかあることから混合してしまいそうになる。この本では特に株式は2次元、為替は3次元という考え方が非常に面白かった。株式投資家が為替で失敗する話をよく聞くけど、多分、この価値の考え方の違いが大きいのかもしれない。株式投資ではファンダメンタルで勝ててきたけど、為替は特にテクニカルの要素が高いと感じた。この本は面白いからもう少しトレードが出来るようになったらもう一度読み直したい。もう少しFXの基礎固めと苦手なテクニカルを今後少しづつ克服して、もっと利幅を取れるようになりたいな。
本におけるポイント
トレードにおいて重要なこと
- 稼げるようなトレーダーになるには、負けないこと (参照:P.011)
- 負けないためには「損失の可能性を限定する」こと、つまり損切りをしっかりすること。(参照:P.030)
- 株式は2次元、為替は3次元 = 時間軸、円の価値、ドルの価値 [ドル円の場合]
- 為替においては、高く買って安く売る。(参照:P.047)
- 注文方法は指値ではなく、逆指値 (参照:P.081)
- トレンドは日々変わるため、トレードストーリーは日々修正する。 (参照:P.144)
- ポジションサイジングで許容損失は1ポジションあたりの証拠金5%以内に抑える。ちなみにプロは1%以内と厳密に管理している。(参照:P.148)
リスク管理方法
- トレード毎のリスク管理をしっかり行う。
- FXの収益源は為替差益であり、スワップポイントや外貨預金と混同してはいけない。為替差損を抱えた場合、スワップポイント(1年分の金利)のために損切りのタイミングを失ってしまうトレーダーが多い。ただし、これは資産を大きく毀損してしまうリスクである。(参照:P.027)
- 大きく負けた場合は休む、などのルールを作る (参照:P.181)
主要なテクニカル分析
- ダウ理論
- 20 EMA (=Expotential Moving Average) 指数移動平均線
- 14 RSI (=Relative Strength Index) 総対力指数 →ダイバージェンスを探す
その他、気になるトレード方法
- 「聖杯」、ADX(平均方向性指標)とEMAを使用して、押し目を拾う方法。(参照:P.166)
- ピラミッディング
- ケルトナーチャネル
- FX先生
- 扶桑社
- 本
著:杉田 勝
- DVD 杉田勝のエリオット波動入門 理論編 (
) - パンローリング
- 本
- DVD 杉田勝のエリオット波動入門 理論編 (
***投資・資産運用にはリスクが付きものです。断片的な情報を鵜呑みにするのではなく、情報の裏づけを取り、分析を行った上、自己責任で行いましょう。***
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